2024-01-20から1日間の記事一覧
松田和吉作。享保15(1730)年頃。梅屋由兵衛物。 由兵衛が善人として描かれている、ようだが、人物像に統一感がない。それは地の文が、由兵衛の義理堅さを謳っているのだが、中の巻で叔母に無心した金を落としたり、上の巻に、旧主の妻(匿うため妾と見せかけ…
松田和吉作。享保15(1730)年頃。梅屋由兵衛物。 由兵衛が善人として描かれている、ようだが、人物像に統一感がない。それは地の文が、由兵衛の義理堅さを謳っているのだが、中の巻で叔母に無心した金を落としたり、上の巻に、旧主の妻(匿うため妾と見せかけ…